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 ホーム > NOBODY > PA-202 2010/12/26 作成
2016/10/17 更新

PA-202: 管球式ステレオ・プリアンプ

PA-202   Description: 管球式ステレオ・プリアンプ.使用真空管:12AX7 x6.回路方式:CR-NF型イコライザー、P-K帰還型フラット段、LUX型トーン・コントロール.入力:フォノx2、ラインx2、テープ・モニターx1.出力:REC出力x1、プリ出力x2.周波数特性:不明.歪率:不明.最大入力:300mV(フォノ).入力インピーダンス:50k ohm(フォノ).
Dimensions: アンプ部 400mm(W) x 120mm(H) x 200mm(D).重量:?kg.電源部 200mm(W) x ?mm(H) x 100mm(D).重量:?kg.
Cost: 約4万円.
History: 1974年製作.1980年廃棄.


コンセプト

マランツ#7を凌ぐ高級プリアンプ。
パワーアンプMA-201と組み合わせて使用することを前提に製作。

回路設計

上杉佳郎氏の設計(上杉佳郎著「管球式ステレオアンプ製作80選(上巻)」に収録)をほとんどそのまま採用。異なる点は、ラックスのトランスは高価だったので、代わりにタンゴのパワーアンプ用トランスの中で最も安価なトランスを使用したことです。その結果、電源回路を若干変更しました。また、電源部は別ケースに実装することにしました。電源部とアンプ部は6芯のキャップタイヤケーブルで接続することにしました。

オリジナルの回路図を紛失してしまったため、上杉氏の回路図と自分の記憶をもとに回路図を復元しました。図中、電源部とアンプ部が一体化して描かれていますが、その点が実物と若干異なっている点です。
回路図

実装設計

上杉佳郎氏の設計を参考に設計しました。シンプルなアルミ・シャーシ(通称弁当箱シャーシ)を2個背中合わせで結合することによって、ケースを構成することが特徴です。この構造では、左右チャンネルを別のシャーシに実装することになるので、チャンネル・セパレーションの点で有利です。この構造は、その後のNOBODYアンプでも採用することになります。
上杉氏の設計と異なる点は、前述のように電源部を別ケースに実装したことです。

製作

MA-201同様半田付けをていねいに行いました。

自己評価

0点。
マイクロフォニック・ノイズを含め、あらゆる種類のノイズが聞こえてきました。特に他の電気器具の電源のオン・オフ時に拾うクリック・ノイズが深刻でした。また、近所のアマチュア無線をノイズとして拾ってしまいました。アンプ内のどこかで検波されて音声となって聞こえてきて、話の内容までわかるほどでした。

「マランツ#7を凌ぐ高級プリアンプ」というコンセプトからかけ離れてしまいましたが、このキャッチコピーは私が考えたものではなく、上杉氏の製作記事のキャッチコピーです。

このアンプの製作を通じ、私の自信過剰は一気に消え去り、もっと勉強しないとまともなアンプを造れないことを痛感しました。




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